アートギャラリー美術展

日本画を鑑賞しよう!国内で日本画に特化したギャラリー

日本画は、日本の美意識や文化を反映した芸術形式であり、その魅力は世界中で称賛されています。その繊細さや奥ゆかしさは、日本人が持つ共通のアイデンティティを感じさせるものです。日本国内には数多くの美術館やギャラリーがあり、全国各地で日本画の名作を鑑賞することができます。こちらでは、日本画を鑑賞できる日本国内の代表的なギャラリーを紹介します。これらの美術館におもむいて、日本画の美しさを存分に味わって芸術の世界に浸りましょう。

東京国立博物館

東京国立博物館は、日本の国宝や重要文化財を展示しており、さらに東洋の文化財も保管保存している施設です。1872年に創設され、その歴史は日本で最も古く、毎年多くの人が全国から訪れます。世界にも珍しいものをいくつも所有しており、まさに日本を代表する博物館です。
これらの貴重な収集物の中に、日本画の名作も多数収蔵されています。場所は東京国立博物館の本館2階。多種多様な日本の美術作品が展示される中で、日本画は特に目を引きます。
尾形光琳の「風神雷神図屏風」や岸田劉生の「麗子微笑」といった教科書で見かける有名な作品から、作者不明のものまで多種多様です。幅広い時代の日本画の作品を取り扱っており、時代ごとの作品の違いを楽しむことができます。
また、東京国立博物館では定期的に特別展示が実施しており、そこで日本画の名品が展示されることがあります。これらの特別展示は、より多角的な視点から日本画を鑑賞し、その魅力を深める絶好の機会です。

東京国立博物館の情報

・住所 東京都台東区上野公園13-9
・電話番号 050-5541-8600
・開館時間 9:30~17:00(金土は~19:00)

京都国立博物館

京都国立博物館は、日本の美術や文化財を収蔵・展示する京都市東山区にある主要な博物館の一つです。京都という歴史ある建物と文化に囲まれた地にふさわしい、貴重な美術品を所有しています。

日本画においては、京都国立博物館のコレクションは、ファンにはたまらないクオリティと量を誇っています。この充実度と満足感は、まさにレオファンボーナス並みです。だれもが見たことのあるような作品や、日本画の歴史を語る上では欠かせないものが多数あります。特に京都に根づく仏教絵画、絵巻物、屏風絵が充実しているので、日本画を見たいならまず訪れるべき場所、というべき場所かもしれません。
桃山芸術を代表する狩野永徳、屏風絵の長谷川等伯、花鳥画を得意とし、誰もが一度はその絵を目にしたことがある伊藤若冲など、だれもが知っている作者の日本画が京都国立博物館では見れるのです。

京都国立博物館の情報

・住所 京都市東山区茶屋町527
・電話番号 075-525-2473
・開館時間 9:30~17:00(金は~20:00)

美術館で絵画を見る人々

国立新美術館

2007年にできた国立新美術館は、国立美術館の中では比較的新しく、東京の六本木に位置しています。その建物の外観の美しさにもアートの美しさを感じさせ、海外からも多くの方が訪れています。作品の展示だけでなく、公募展や建築ツアーなどさまざまなイベントごとにも積極的なので、これまでアートにあまり興味がなかった方でも楽しめるようになっています。

国立新美術館でも、もちろん日本画の展示も行われています。古いものから日本画だけでなく、近現代の日本美術をカバーする展示会なども開催し、時代ごとの美術の変化や違いも知ることができます。雪舟の水墨画や葛飾北斎の作品から、1960年以降の日本の画家による作品を存分に鑑賞できます。特に企画展が行われている時は有名な作品が見れるチャンスです。歌川広重や伊藤若冲、尾形乾山といった著名な画家の作品が実際に目にすることが可能です。より多くの日本画を見たい場合は、この企画展のタイミングを狙って行くことがおすすめです。

国立新美術館の情報

・住所 東京都港区六本木7-22-2
・電話番号 075-525-2473
・開館時間 10:00~18:00(火曜定休日)

国立新美術館の外観

まとめ

いかがでしたか?日本画は本や教科書で目にすることはあっても、実際自分の目で直接見たことがない人は多いかもしれません。
今回紹介した、東京国立博物館、京都国立博物館、国立新美術館は、すべて国立の美術館で、それぞれ揃えている作品も異なります。ですが、どこも日本画を鑑賞するための素晴らしい場所であり、十分に日本画の魅力を知ることができるでしょう。また、各美術館のイベントや企画展もぜひ細かくチェックしましょう。普段は見られないレアな作品を目にする絶好のチャンスです。日本画というアートは、日本の美意識や文化への深い理解に繋がり、その美しさに触れることは心豊かな時間に繋がることでしょう。